『遠近両用のレンズ選び』

遠近両用の満足度はまだまだ低く、購入したが「見えづらい」「疲れる」「くらくらする」といったことを我慢しながらご利用の方が多いようです。

遠近両用レンズがフレームと一式でお手頃な代金でご利用に成れる店舗が増えていますが、おおむねレンズの種類も限られたものから選んでご利用いただくシステムに成っています。

遠近両用レンズの選択はお使いになる方の目の特性やご利用に成る目的・環境によって本来大変多くのレンズ設計の中からレンズチョイスをしなければ本当の意味での快適ですっきりとした見え方を得ることは難しいと思います。

 

お使いになる方の目の特性の例としまして、「度数が強い」「乱視が強い」「左右で度数の差がある」「遠くがしっかり見えないとしトレスに成る」「車に酔いやすい」「よくめまいが起こる」「頭痛がある」「肩がこる」「疲れやすい」などまた、ご利用に成る目的や環境とは「スマホやタブレットのご利用頻度」「デスクワークが多い」「絵画や書道をする」「手芸をする」「楽譜を見る」「車の運転が多い」「スポーツする」お仕事の内容もレンズのチョイスには大変大切で「医師」「営業」「プログラマー」「調理師」「事務職」「学校の先生」など上記の事柄をしっかりと把握したうえで、その数多くのレンズの特性を細かく理解したスタッフによりご利用に成る方に最適なレンズ設計をお選びすることが大切です。


『眼位』について

スッキリとした視界と疲れ目の予防に『眼位』の矯正が大切です。

こんなことはありませんか?

〇左右片眼の見え方は各々快適なのに目が疲れる。

〇左右片眼の見え方は各々快適なのに両目で見るとボケる。

〇しっかりと近用メガネをかけているのにスマホ操作や読書をしていると疲れてすぐ眠くなる。

〇考え事をしていてふと物を見るとダブって見える。

〇ゴルフをしていてホールフラッグが2本に見える。

上記はほんの一例です。

原因のひとつに『眼位』の乱れがあります。

眼球を上下左右に動かす筋肉のバランスが乱れると眼位(眼球の向いている方向)の異常が発生します。

特に多いのは眼球が外に向きやすい方です。正常な人は遠くを見るときに筋肉の調整をしなくても左右の眼球はほぼ平行になっていますが、バランスに乱れがあり外に向きやすい人はその分余計に筋肉の調整が必要になります。スマホの操作や読書の際は更に筋肉の大幅な調整が必要になり疲れやすく、その作業が長くなると調整が効かなくなり見え方にダブりが生じ左右のメガネの度数はしっかり合っているのにボケてしまいます。

数は少ないですが逆に眼球が内に向きやすい人もいます。このような方は近くの作業は得意ですが遠くを見る時に眼球の角度を常に筋肉を使い広げないといけないので大変疲れやすい。

 

 

『眼位』のバランスの乱れを改善する方法で近視・遠視・乱視・老眼の矯正とは違った度数により行うことが出来ます。是非お気軽にご相談ください。


『アシストレンズ』

現代の生活で年齢は関係なくスマホ・タブレット・パソコンは必需品に成り近くで画面を見ることが激増し「スマホ老眼」などという言葉もよく聞きます。

 

通常のメガネは遠くが見えないので使用することが多く、また遠くを見るのにメガネの必要性の無い人にとっても手に持ったスマホやタブレットまたパソコンのようにお顔から40CM~60CMの画面を見るには眼球内の屈折力を筋肉の力により調整し見る必要があります。それが長時間に及ぶと疲れ目や眠気を誘います。上記の調整分の筋力をメガネの度数で補いストレスを緩和するためのレンズ設計をアシストレンズといいます。小学生~40歳の方まで大変効果的で喜ばれております。詳しくは是非スタッフにご相談ください。